2010年8月11日 11:25 / カテゴリ:[ コラム ]
トレードの方法に、システムトレードと裁量トレードというのがあります。
システムトレードというのは、一定のルールに基づいて取引を行うことです。
裁量トレードとは、システムトレードとは反して、個人的な感情によって取引を行うことを言います。
システムトレードは、客観的な目線から行えるので欲や感情に囚われることなく売買が行うことができます。
また、ルールに則って行うので、自動的に売買するシステムを採用することもできます。
しかし、急激な相場の変動には対応しきれないという部分があります。
裁量トレードには、急激な相場の変動に対応することができたり、柔軟な取引が行える特徴があります。
しかし、裁量トレードを行うにはそれなりの経験が必要となります。
欲や感情といった部分を自分でコントロールし、損をしないようしなければいけません。
一見システムトレードの方が、一定のルールに則って取引を行うので失敗が少ないような気もします。
しかし、ルールがあることで自分の感情とは反した取引になってしまうこともあるのです。
どちらにもメリットもデメリットもあるので、どちらの方が勝てるということはありません。
自分に合うトレード方法で行うことが一番大切なのです。
でも、初心者の場合はシステムトレードから始める方が良いかもしれません。
裁量は、相場をみる力、自分なりの解釈でタイミングを見て売買を行ったり、自分の直感を信じて取引を行うことも必要となります。
システムトレードで経験を積んでから、裁量トレードに移行するのもありです。
実際、取引のおもしろさ、醍醐味を味わえるのは裁量トレードなのかもしれませんね。
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