2009年11月10日 05:32 / カテゴリ:[ コラム ]
現在の日本では預貯金しても超低金利でほとんど利息は期待できません。
また長く続く不況で、将来的な不安も大きくなっています。
そんな中、株式などと並んで「不動産投資」を検討する人が増えてきています。
勤労所得や年金所得に代わる「新しい収入」先として不動産投資が注目されているのです。
この「不動産投資」とは、マンションやアパートを購入して他人に賃貸することで「家賃収入」を得ること、というのが一般的な考え方です。
しかし、厳密に言うと少し違います。
物件を取得してから売却して換金するまでのトータルの収益を求めるということになります。
物件を購入するために投資した自己資金に対して、売却して換金することで手元に戻ってくる現金の増加率に注目し、この増加率を年間に換算したものを「投資利回り」と呼んでいます。
もしも物件を売却する意思がなければ、毎年のキャッシュフローに着目することになります。
不動産投資とは、ある程度の利回りを確保することが出来ますが、元本を保証してくれるものではありません。
また株式などとは違い、資金が短期間で何倍にもなる、という投資方法でもありません。
そう言う意味では、今の日本において数少ない「ミドルリスク、ミドルリターン」の運用方法である、という事が出来ます。
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