2009年12月16日 10:01 / カテゴリ:[ コラム ]
自分が購入する株式の銘柄を選ぶ事は、株式投資の基本中の基本です。
その企業や業界の動向や法制化、市場環境など企業を取り巻く情報を事細かに知ることが大切なのですが、
個人投資家がこのような情報を易々と手に入れられることはまずないでしょう。
そういう場合、役に立つのが「会社四季報」です。
四季報には企業ごとに株主構成や財務状況、事業内容、業績、配当や株価情報などが詳細に載っています。
その中でも重要なのは「コメント欄」と「業績の四季報予想」です。
どちらも四季報がその企業の「評価」を出している箇所ですが、これによって株価が推移することもよくあることなので
保有銘柄に関しては最低限チェックしておくことが大切です。
また株式市場では、その時々でテーマによって銘柄が上昇していくことがあります。
例えば最近話題になっているインフルエンザ関連や電気自動車関連、環境関連などです。
製品やサービスにはライフサイクルがあり、勃興期・成長期・衰退期などを経ていくものです。
このうち勃興期には、将来こうなるだろうというシナリオにむけて市場が動き出し、それと同時に関連銘柄の株価も大きく動いてくると言えるでしょう。
ただ、多大な期待を背負ったためか、これは現実が追いつかないのに株価だけが一人歩きしてしまうこともよくあります。
現実と夢のギャップが大きいほど、損益を被ってしまう危険も大きくなります。
ある意味、こういう銘柄はとても難しいものだと言えるでしょう。
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